ケメックスとコーノ ドリップ比較


「ケメックスの特徴」

1、ケメックス専用のフィルター

 ・つるつるした上質な厚紙で深さのある円錐三角形

 ・特殊な紙の形状なので先端の部分が二重

 ・幅が狭く円錐の角度が鋭い

2、ケメックスのドリップサーバー

 ・ドリップ部分に突起がない

 ・フィルターセット時のフィルター先端とサーバー底が近い

 ・注ぎ口がちゃんと作られていて注ぎ易い


「コーノの特徴」

1、コーヒーフィルター

 ・ざらついた薄い紙の浅めの円錐三角形

 ・幅が広く円錐の角度がゆるやか

2、コーノドリッパー

 ・線状の突起が数本あり

 ・サーバーとドリッパーが別個なので場所をとらずしまえる。


コーノでドリップすると・・・

フィルターが浅めなのでポットからのお湯がコーヒー粉の中心に注ぎ易く、

ドリッパーに線状突起があるため、コーヒーが落ちる速度を調節している。

円錐のペーパーなのでセンターからコーヒーが落ちる。



ケメックスでドリップすると・・・

フィルターが深めなのでポットからのお湯が中心に注ぎづらい、

が、深さのあるおかげで粉に滴が到達するまでに、丸だった滴が

細長くなり(重力のおかげ)コーヒー粉に到達すると、浅く広く浸透していく。

ペーパー角度が鋭いので、コーヒー粉部分をお湯が浸透していく時間が長い。

ドリッパー部分に突起がなく余計な空気が入り込まないので蒸らす時間も長い。

ペーパーの先端部分が二重なので雑味のないコーヒーが滴る。

底の部分にペーパー先端が近いので冷めにくい。


味わいで表現すると、


コーノだと

甘さや酸味・苦さが味わえる。

が、雑っぽくてとげとげしい味・・・に感じる。

(ケメックスのコーヒーを飲んだあとなので・・・)


ケメックスだと

口に含むとちょっと薄いかなと思ってたら、

甘さと程よい酸味・苦味が感じられ、

旨み・コクが口に広がる。

ペーパーが厚くて二重だから、

雑味のない洗練されたコーヒーが飲める。

(ネルドリップに近い味わいかそれ以上)


というのが、

自分なりの比較結果です。


コーヒーの美味しさは豆が7~8割占めると聞いてたので、

道具を変えただけでこれだけ味が変わることに感動。

何ごともトライしてみないと分からないってことですね・・・


美味しいコーヒーを淹れるため、

今後もコーヒーについていろいろと勉強していきますので、

よかったらコーヒー飲みにいらしてください!!